歴史・伝統を活かした町づくり
サミットで、日本醤油協会の濱口道雄会長は、「醤油は日本の伝統的調味料、世界的には最も新しい調味料とも言える。現在、全国には1500社の醤油メーカーがあり、地域の文化と深くつながっています。また、世界的に日本食ブームが高まり、醤油が高い評価を得ているが、その反面、国内での消費は減少傾向である。この機会に醤油の価値を再認識して頂きたい」と熱く語った。
また、来賓の二階俊博代議士は、「このサミット開催で、伝統文化を誇る湯浅町の醤油を中心とする町並みと、世界遺産に登録された熊野古道を取り入れて、今日こうして集まった方々の力と英知を終結し、今日まで守り続けている醤油の歴史を振り返りながら新たな挑戦への第一歩を踏み出したことだと思います。
今は、打って出る・チャレンジすることが大事!
醤油がその一躍を担って世界にPRするチャンスだ。醤油産業の盛んな24産地の国会議員で議員連盟を作って応援していく」と語ると、会場はおおきな拍手に包まれた。