産経新聞 和歌山版 2011年9月10日(土)
湯浅町立山田小児童 金山寺みそ造りに挑戦
指導は丸新本家の5代目 新古敏朗☆
湯浅町立山田小学校の6年生児童9人が金山寺みそ作りに挑戦した。初めての体験に子供達は真剣に取り組んだ。
同小学校では、4、5年生がしょうゆを手作り体験しているが、6年生から「金山寺みそづくりをしたい」との声が上がり、町内の金山寺味噌醸造元の「丸新本家」の協力で昨年から実施している。
材料のナスやウリ、カボチャ、しそなどは学校の農園で栽培したものを使用。児童らは丸新本家の新古敏朗専務(42)らの指導を受けながら、材料を切ったり、塩や砂糖、麹を手で混ぜ合わせるなどして作った。
約2ヶ月間、涼しい場所などに置いて熟成させた後、10月28日に学校で行われる「秋の収穫祭」で地域住民らと一緒に食べる。児童の一人は、「みそは大好き。どんな味になるのか楽しみ」と話していた。